Soil Dr. Report(ソイドク)Vol.7 北海道肥料株式会社

現場通信
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Soil Dr. Report(ソイドク)Vol.7

現場通信【ソイドク】について:ソイドクとは、ソイル(土壌)、ドクター(医師)の略です。
一般財団法人日本土壌協会の資格認定された土壌医(土壌医1級)の立場で北海道の生産者やその関係者に、旬な栽培技術情報や役立つ有益な情報を発信いたします!

投稿者:西の横綱 / 技術普及部土壌医 / 2023.4月

◆バイオスティミュラント資材の種類
昔から「メカニズムはわからないけど何かいい」という資材は多くありましたが、ここ数年バイオスティミュラント資材として非生物性ストレスの緩和を目的とした商品が多く販売されています。
バイオスティミュラント資材は、
  ①腐植質・有機酸資材、
  ②海藻および海藻抽出物、多糖類
  ③アミノ酸およびペプチド資材
  ④微量ミネラル、ビタミン
  ⑤微生物資材
  ⑥その他
に分類されますが、それぞれをどのような場面でどのように使えば散布効果を実感できるのか悩みませんか?
そこで今回は①の腐植質・有機酸資材の使用場面についてご紹介します。

◆腐植質資材の適当な使用場面
腐植酸・フルボ酸を含有したBS資材の使用目的は①発根促進・生育促進、②土壌改良、③その他がありますが、短期間で効果が実感できるのはやはり①だと思います。

では、どのような状況であれば効果を実感できるのか?それは 、
肥料が土壌中に多量にある or 肥料要素を含有させて散布するという条件が重要になります。
具体的には・・・

 ★肥料が土壌中に多量にある=基肥や追肥直後
 ★肥料要素を含有させて散布する=尿素やNPK液肥などと混用して散布 です。

なぜかといえば、腐植酸やフルボ酸によって発根が促されて肥料吸収量が増加しますが、増えた根の近くに肥料養分がないと外観上の効果は生じ難くなります。基肥や追肥直後は土壌中に肥料養分が多量に存在するため、根量増加によって肥料吸収量が高まり、生育向上につながります。また尿素や液肥と混用して散布すれば腐植酸と同時に肥料養分も供給できるので生育向上になります。

腐植酸・フルボ酸入りのBS資材を使用してもなかなか効果を実感できていない方はお試しいただければと思います。

無散布
NPK液肥と併用散布
基肥直後に散布

◆当社のおすすめバイオスティミュラント資材
 ・アグロリグSC

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