Farmer’s voice 03 北海道肥料株式会社

現場通信
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Farmer’s voice 03

〜 生産者インタビュー 生産者さんにお話を聞いてきました 〜

生産者情報
 名  前 梶原農場(株) 梶原さん
 生産地域 勇払郡安平町
 生産作物 小麦(秋・春)、エン麦、大豆、そば、スイートコーン、デントコーン 計120ha
 労働構成 家族4人(父、母、本人、弟)

左 英俊さん  右 将宏さん

農業について
農業職についたきっかけ(理由)は?
父:和亀男さん
祖父の代に入植。当時は林業を営んでいたが、土地活用のために周囲から求められる形で農業を始めた。食糧難の時代であったため、自然と農業の道に。
本人:英俊さん
高校在学時、当時は4年制大学への進学を考えていたが、父の母校である農業大学校へと見学に行ったことをきっかけに、農業を志す。
弟:将宏さん
幼い頃から父の背中を見て育ち、小学生の頃から将来の夢は農家であった。

・農業の魅力を教えてください。
1年に1回きりの「1年1作」のなかで、毎年工夫をしていかに収量を上げるかを目標とし、試行錯誤を重ね、自分達で行った工夫がうまく行ったときの喜びは何物にも変えがたい。
最近では、資材や燃料の価格高騰によりコスト削減への意識が強い傾向にあると思うが、もっと投資をして多収を目指せるような世の中であると、より多くの人が農業の魅力を感じられると思う。

・農業をしていて、一番記憶に残っていることは?
平成30年の胆振東部地震。前日に台風に見舞われ、倉庫の損壊なども起きていた中で続けざまに地震が発生。インフラや建物の復旧を急ぐ中、秋まき小麦の播種シーズン目前であったため畑作業にも追われる。家の修復と仕事を両立して進めるのが大変だったが、なんとか無事に播種することができた。

梶原農場産のそば 
安平町のふるさと納税返礼品にもなっている

北海道肥料について
北海道肥料とのお付き合いのきっかけは?
そばの栽培について、追肥のタイミングや量が難しく、収量に繋がらないことを課題に感じていた。そんな中で、微量要素入り肥料のフルミネラルを紹介してもらってからお付き合いが始まり、同タイミングで、ジシアン入りそば用銘柄Dd855の試験利用を始めた。
昨年、雨の多く日照の少ない天候のなかではDdの効果が発揮され、4年目にして大成功。Dd855を使用した圃場のみ収量を維持した。今年は価格高騰もあり、安価銘柄であるワイドユース450やBS資材であるアグロリグSCを試している。

・今後、北海道肥料に期待することは?
農業従事者の減少に伴い、農家1戸あたりの面積が拡大しているので、1tのフレコン袋や高成分肥料など、作業省力につながるような商品が欲しい。

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梶原様
お忙しい中、インタビューにご協力いただき誠にありがとうございました。
今後とも北海道肥料株式会社をどうぞよろしくお願いしたします。

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