皆さん、こんにちは。
弊社のホームページをいつも閲覧していただき、ありがとうございます!
今回のつぶやきは、【土壌肥料学会】です。
12月を迎え、雪景色に包まれる季節となりました。私たちも1年の労をねぎらいながら、今年の取り組みを振り返る時期を迎えています。各地では肥料試験の成果報告が行われ、生産現場に活かせる重要な情報収集の機会となっています。弊社においても、生産現場の課題解決に少しでも貢献できる肥料の開発を進めております。
その一環として、12月3日(水)に開催された日本土壌学会北海道支部 2025年度秋季支部大会に参加いたしました。 日本土壌肥料学会は、土壌・肥料・植物栄養に関する研究と知識の発展を目的とする学術団体であり、農業生産の持続可能性や環境保全に深く関わる研究者・技術者が集う場です。創立から100年以上の歴史を持ち、日本農学分野で最も伝統ある学会の一つとされています。
今回、弊社は2023年~2025年に取り組んできた亜リン酸の研究成果を発表いたしました。 亜リン酸は「植物に吸収されやすく即効性の高いリン酸肥料」であると同時に、「病害抵抗性を高める」という特長を持つユニークな資材です。農業分野では肥料として、工業分野では還元剤として幅広く利用されており、近年特に注目を集めています。亜リン酸を活用することで、根張りや収量改善に加え、病害予防まで期待できる点が大きな魅力です。


学会発表は研究機関が中心となる場ですが、今回は肥料メーカーとして唯一参加させていただきました。貴重な機会をいただけたことに感謝するとともに、持続可能な農業生産を支える技術の数々に触れ、弊社としても微力ながら生産現場に寄り添い、生産者に信頼される肥料メーカーであり続けたいと考えております。

