投稿:サンモリッツ / 担当地区:西胆振・函館管内 / 2025.7月
皆さん、こんにちは。西胆振・函館管内を担当していますサンモリッツです!
北海道のダイナミックな農業に毎日驚いています。
今年の水稲は、急激に気温が高くなったことで、生育が早まる傾向にありました。
北海道の水稲栽培は元肥主体の施肥体系が主流ですが、近年の異常気象に対応するためにも、生育状況に応じた追肥が有効になってきていると感じています。
入水した水田ではトラクターが使用できないため、ドローンを活用した空散が有効です。
今回は、ドローンでの施肥のために開発した空散SiKの散布に立ち会いました。
水稲のケイ酸吸収量は、窒素の約10倍ともいわれており、受光体勢を良化し登熟の促進や、倒伏を軽減する効果が期待されます。空散SiKは粒径が小さいため、均一な散布が可能で、溶解も早く肥効の発現が良いとの評価もいただいています。
今回は、ドローン散布のプロの業者さんに散布していただきましたが、段取りもスムーズで、施肥作業はあっという間に終わりました。業者さんのからも、「空散SiKは農薬の粒剤よりも散布しやすかった」と作業面で評価していただきました。
北海道肥料㈱では、窒素成分を主体とした「空散3019」とケイ酸成分を主体とした「空散SiK」の空散シリーズを販売しております。稲の生育を見ながら、生育を調整することが今後ポイントになってくると思いますので、ご興味のある方はぜひご相談ください。
圃場でひとやすみ中のサンモリッツでした。