カボチャの収穫期(生育確認) 北海道肥料株式会社

現場通信
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カボチャの収穫期(生育確認)

投稿:サンモリッツ / 担当地区:西胆振・函館管内 / 2022.8月

皆さん、初めまして。新たに西胆振・函館管内を担当することになりましたサンモリッツです!
北海道のダイナミックな農業に毎日驚いています。

今回は、JA新はこだて森支店さんの管内の駒ヶ岳南麓のカボチャ生産者を訪問し、収穫期の生育状況を確認してきました!
当圃場では、毎年欠かさず堆肥の施用にて熱心に土づくりに取り組んでいます。栽培が難しい火山灰土壌においても、土壌改良を行いながら、工夫して栽培を行っていました。

私が驚いたのは、通常カボチャは収穫期になると樹勢が低下するため、株元の葉の色は薄くなり、うどんこ病に罹病することが多く、圃場を一見すると植え付けている位置が簡単にわかる状態になっていることが多いのですが、当圃場については、葉色の退緑はなく、うどんこ病も軽微で、どこが株元か全くわからない状態でした。改めて土づくりの大切さを実感しました。

また、今回は、弊社取扱いの液状の腐植酸質資材「アグロリグSC」の効果を検証する試験を実施しています。アグロリグSCを施肥することで、根量の増加や生育促進、土壌改良効果も期待できるのです。

アグロリグSC
慣行区

果実を収穫してみるとアグロリグSCを施肥した試験区の方が果実の肥大が良好でありました。生産者さんの意見としても、2.0kg以上の果実が多いと、果数が少なくなることや他の果実の肥大が悪くなるが心配されるとのことでしたが、アグロリグSCの試験区は全体的に果実の肥大が良好で、1kg以下の果実が少なく、実際に収穫するのが楽しみとのご意見を頂きました。

土づくりの大切さやアグロリグSCの効果を実感する一日となりました。最近は干ばつや大雨など、栽培環境が急変することが多いので、根を増やすことができるアグロリグSCはおすすめです!

以上、圃場でひとやすみ中のサンモリッツでした。

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