社長のつぶやきVOL.25 北海道肥料株式会社

現場通信
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社長のつぶやきVOL.25

皆さん、こんにちは。
弊社のホームページをいつも閲覧していただき、ありがとうございます!

今回のつぶやきは、【秋深し】です。
10月末を迎え、景色も秋深まり冬を迎える季節になり、農作業も佳境を迎えております。

今年1年、あっという間に経過し、本格的な冬を迎えようとしています。
2025年の北海道の全般的な気象状況と作況を振り返ると….

🌞 夏(6〜8月):記録的な高温
北海道の平均気温は、1946年の統計開始以来で最も高くなり、
熱中症対策が重要視されるほどの暑さが続き、特に都市部では猛暑日が増加しました。

🍂 秋(9〜10月):寒暖差と初雪
10月20日には旭川と網走で初雪を観測。網走では平年より10日早い初雪でした。
上空には11月中旬並みの寒気が流れ込み、日本海側では雨や雪が多く、太平洋側では晴れ間が見られました。

❄️ 冬の兆し(10月下旬〜):冷え込みと雪の増加
日本海側では曇りや雨、雪の日が多くなり、太平洋側は晴れる日が多い傾向。
気温は平年並みかやや高めですが、空気は真冬の冷たさに近く、朝晩は防寒が必要な寒さです。

📊 1か月予報(10月11日〜11月上旬)
気温:太平洋側では平年より高い確率が40%、日本海側とオホーツク海側では平年並の確率が50%。
降水量:平年並または少ない確率が高く、雪の降り始めは地域差がある様です(tenki.jp)。

🌾 主な作物の作況(2025年10月20日時点)
※北海道立総合研究機構2025年度中央農試作況報告
作物 作況傾向 備考
水稲 不良 7月以降の低温・日照不足が影響
秋まき小麦 やや不良 生育はやや遅れ気味
春まき小麦 やや良〜平年並 生育は順調
大豆 良 天候に恵まれ生育良好
小豆 やや良 生育はおおむね順調
ばれいしょ(ジャガイモ) 不良 8月以降の高温と干ばつの影響
生産者の皆様におかれましては、毎年異なる栽培環境の中で、自然と向き合いながら作物を健やかに育てられていることと存じます。今年もまた、試行錯誤とご尽力の連続であったことと思います。

弊社も、皆様の営農活動に少しでもお役立ていただけるよう、日々研鑽を重ねております。今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2025年10月 ミズナラの紅葉

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